こんな夢を見た。

 我が曾祖父殿が死んだらしい。
 今晩は通夜だ。

 昔、お世話になった恩師と飯を食いに行った。
 そして、「今がつらい」と俺が言うと、恩師は「悲しむな。」と言った。また世話になったな、と思った。

 こんな夢を見た。

 足元に誰かが倒れていた。
 胸に、深々とナイフが突き刺さっていた。
 ナイフを抜く、銀色でくすんでいる綺麗なナイフだった。

 そのナイフからに反射したのか世界は灰色だったが、抜いた穴だけが赤い色をしていた。

 前を見据える。俺は俺だったことに気付いた。

 「俺はこんなところで何をしているんだ。早く世界のみんなを殺しに行こう。みんな、一人残さず殺そう。」そう思った。

 こんな夢を見た。

 赤い階段をのぼっている。
 階段の上には赤いじゅうたんがひいてあった。

 階段はどこまでも続いている。
 階段が伸縮する。歩きにくいかと思ったが、何の影響もなかった。
 上を見上げる。綺麗な女の人が椅子に座っていた。
 綺麗なのか?そう思った。

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